子宮体癌検査をもう一度

子宮筋腫回想録

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大きく育った子宮筋腫をサクサクと取り除き、そして人生100年時代を優雅に折り返してセカンドステージへ向かうはずだった私。

折り返した先の道はふんだんに枝分かれしていて、そして厳しかった。

執刀医
執刀医

お願い!嫌だろうけどもう一回体癌検査させて!!子宮は摘出するとはいえ、検査結果「判定不能」のまま摘出するのはやっぱり駄目だと思う!

最初に担当してくれたひとり目の先生は

ひとり目の先生
ひとり目の先生

あ、子宮体癌検査の結果は「判定不能」って出たんですけど、まあどうせ子宮取っちゃうのでこの部分はスルーで♡

みたいに説明してくれた。その時の私も「まあ取っちゃうんだしね」と思って、一緒にその「判定不能」の結果をスルーした。あまり深く考えていなかったというより、この時の先生の説明が深く考えないでいいような説明だった。

ひとり目の先生
ひとり目の先生

細胞がちゃんと取れてないと判定できない場合があるんですよー。でも子宮取っちゃうから、この部分はそんなに気にしなくてもいいでぇす♡(わりと原文ママ)

その時はその説明で納得していたんですよ充分に。でも主治医がチェンジになり、そのNEW主治医から

執刀医
執刀医

子宮体がん検査の結果次第で術後のフォローアップ変わるし、しかもmillyさんの筋腫って「変性筋腫」だから、こっちも摘出後の病理判定でアナタとの向き合い方が変わってくるし・・だからお願い!嫌かもしれないけど、もう一度子宮体癌検査させて!!

という話を手術予定日の1か月前くらいに言われました。その執刀医の話し方から漂ってくる空気に、どうも「判定不能だけど再度体癌検査するの嫌!子宮取っちゃうんだからこのまま手術に挑む!」と私が言ったので、再度の子宮体癌検査をおこなわずに今に至っている風な感じが聞き取れて・・。

私

もちろんです!検査します!(ひとり目の先生の奴めー😡)

私がオッケー出したので、執刀医ホッとしておりました。

ひとり目の先生が私の腹の中の具合を言ってくるその空気感と、執刀医が説明してくれる私の腹の中の具合があまりにも違い過ぎて、手術が1か月前に迫ってきているにもかかわらず、振り出しに戻されてしまった感じの私。

子宮体癌検査は、子宮頸がん検査の時より痛かったです。個人差あると思いますが、子宮頸がん検査で細胞を採取する位置より更に奥の方へ器具を挿入するので、やはり辛いものがありました。

私

んぐぅぅぅぅぅっぅ(悶絶)

というやつですね。

子宮体癌検査1回目 → ひとり目の先生
子宮体癌検査2回目 → 執刀医

で、それぞれ細胞採取されたのですが

執刀医
執刀医

ごめんね!ごめんねぇぇぇ!!すぐ終わるから!!痛いよね!ごめんねぇぇぇ!!!

と、検査(細胞採取)が終わるまで「ごめんね」と「痛いよね」を言い続けていたので、やっぱり私が「痛いから(2回目)したくないですっ!!」とゴネたっぽく執刀医に話したんだろうなー・・と思いながら、診察台を降りました。

執刀医先生の細胞採取、そんなに痛くなかったですよ。そう本人に伝えたかったけど、その日は再度診察室に呼ばれることなく会計に進まされた。子宮体癌検査の結果は異常なしでした。

ひとり目の先生
ひとり目の先生

だからスルーしていいんだってばー

ひとり目の先生の声が聞こえてきた気がしたけど、「異常なし」と「判定不能」の差は雲泥よ。

これで心穏やかに子宮筋腫摘出手術へGOだ!!と思っていたら、もうひとつ珍事(心電図異常)が立ちはだかった。すんなりとはいかない50代です。

今現在、その子宮筋腫摘出の手術から4年が経過しています。手術に至るまでの道のりは、今となってはよき思い出(笑い話)となって私の過去のひとつになっています。

このブログを見つけたアナタは、たぶんこれから子宮筋腫とか手術とか、全部取るとか取らないとか、そんな未知なる世界に突入してしまったカラダに不安を感じている最中かと思います。

ご自身を担当してくれている医師と向き合って、自分の子宮筋腫のことや身体のこと、大切に考えてくださいね。ブログは参考程度です。私もたくさんの体験ブログを読み漁りましたが、自分の健康を考えられるのは自分だけです。年齢、取り巻く環境、人生においての優先順位、100人いれば100通り。5億人いれば5億通りです。

嫌な経験かもしれません。望んでいた未来にならないかもしれません。それでも先に進んで行くんです。自分のココロとカラダを信じるしかないですよ。小さい筋腫はともかく、大きくなった子宮筋腫が「閉経したら小さくなるかもしれない」という夢見がちなその考えは、都合よく実現化してくれない確率の方が高いと思います。

「子宮筋腫は良性の腫瘍」「悪さをしない腫瘍」と言われてますけどね。あまりにも大きすぎると、周辺の臓器が支障をきたす(私の場合は膀胱がぺしゃんこ)恐れがありますし、ご自身の全体的な体調にも影響を及ぼします。

数年間、1日に20回もトイレに用足しに行くことは至極まっとうな事だと思って疑わなかった、50代からの提案。

定期検診に行きましょうね

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