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「貧血なめるなよマジで」でございました。
貧血ど真ん中の時って、ほーんとに「自分じゃない自分」がそこかしこに出現してました。このブログに縁あってたどり着いた皆さんからすると
え?それって性格とか年齢とかのせいじゃないの??(半笑い)
と思うかもしれませんが、いやいや違うんですよ。貧血のせいです。貧血のせいでした。
鉄剤「クエン酸第一鉄Na錠50mg「サワイ」を処方してもらう前の私。よく「記憶にございません」を連発していました。もう不思議。自分でも本当に何が何だかわからないんですよ。
「ポンッ」という感じで一瞬記憶がなくなり、どう思い返してもその部分が分からない。
そんな「ポンッ」な事例を5つピックアップしてみました。カウントダウン形式でお伝えいたします。貧血ホルダーのみなさん、私のように日々クエスチョンがつく「ポンッ」ってありませんか?
第5位:火をつけたことを覚えていない
「火を消し忘れた」のではなく「火をつけたことを覚えていない」んですよ。台所で煮炊きをしている最中、ふとガスコンロのほうを見たら火がついている。もうそれはびっくり。
炊事してガスコンロの火を消し忘れたのではなく、点火した記憶がないんですよ。この違い、お判りいただけるだろうか・・・。
なんで火がついているかわからないの。それは私が調理をしようと間違いなく点火したコンロで、茹であがったブロッコリーがザルの中で湯気をあげているのに、なんでコンロの火がついているのかわからないんです。
「ヤバい!消し忘れた!」じゃないんです。「え?誰が点火した??こわいんですけどー!」の方の感覚です。
これ、何度か繰り返しました。
貧血の数値が正常化したあとは、正当な(年齢的)「ヤバい!消し忘れた!」のパターンはたまーにやってます。でもこの場合、ちゃんとガスコンロ点火した記憶も、その記憶をさかのぼって消し忘れている事実もちゃんと記憶に残ってます。
第4位:漂白剤の投入間違い
我が家の洗濯は
- 液体洗剤
- 液体漂白剤
- 液体柔軟剤
の3アイテムを使用します。液体洗剤と漂白剤は同じ投入口で、柔軟剤は別の投入口。ドラム式です。まあどのメーカーも投入口の分別具合はこのような感じでしょう。
でね、私は漂白剤を柔軟剤の投入口にじゃばーっと流し込むんですよ。貧血ど真ん中の時ね。で、この間違いは記憶に残ってるんですよ。だから「前回間違えたから今回は間違わないように・・」と、洗濯する時、毎回慎重に漂白剤を投入しようとするわけです。
でもなぜか「柔軟剤の投入口にじゃばーっ」をやってしまうんですよ。
え?それって性格とか年齢とかのせいじゃないの??(半笑い)
違うんですよ。貧血のせいです。
なんでそうしたのか毎回わからないんです。焦るんです。その直前まで「間違えないように・・」と呪文のように頭の中で繰り返しているにもかかわらず、投入する時は何故か柔軟剤の投入口に注いでしまうんです。
で、数秒してパニックになる。
洗剤の投入口の仕様もわかっているのに間違えて投入してしまった。前回も同じことをした。今回は間違えないように投入しよう。そう思いながら柔軟剤の投入口に漂白剤を流し込むんです。
この瞬間だけ「無」に支配されていた私。
クエン酸第一鉄Na錠50mg「サワイ」を自分に投入して貧血改善がなされたらピタッとやみました。もう投入口間違いは一切していません。
第3位:リンスの記憶がない
昭和生まれ。コンディショナーとは言いませんよ。リンスです。
お風呂に入った記憶はあります。体を洗った記憶もあります。シャンプーして洗髪した記憶も残っています。
リンスはその時々で状況が変わるのですが
- 風呂から上がった後にリンスをしたかどうかの記憶がない
- リンスを洗い流さずに風呂から上がる
もうどうやっても「リンス」にまつわる記憶がないんです。
1.の場合、髪の毛がキシキシしていたら「あれ?リンスするのまた忘れたか?」と思えばいいだけの話なんですが、2.のバージョンで風呂から上がった場合、なんでか意識が髪から遠のいてるんですね。脱衣所で拭いてる時は何にも感じない(リンスしたかしてないかの意識なし)
お風呂あがって、何気に髪に手が触れたとき「なんだこのベタベタはっ!」ってビックリするんです。で、リンス洗い流してないと気付くまでパニックに陥る。
「あれ?もしかしてリンス流すの忘れた??」その答えを導き出すまでに、ものすごーく時間がかかるんです。そもそもリンスしたかしてないかの記憶がないので。
でも2024年、ちゃんとシャンプー→リンスと続けて洗髪できる中年になってます。
え?それって性格とか年齢とかのせいじゃないの??(半笑い)
いいえ違います。確実に貧血のせいでした。
第2位:車の乗り間違い
お買い物に行って、よそ様の車に乗り込むんですよ。意味わからないでしょ?私にも意味が解りませんでした。
車種も色も全然違う車を「自分の車」と認識してドアを開けようとするんです。本当の車の持ち主がその現場を見ていたら、まちがいなく私は車ドロボウ。鍵がかかっているから「違った!自分の車じゃなかった!」とか「あ、内装が違う」とかで(ひとまず)事なきを得るんですがねぇ。
一度、たまたま鍵のかかっていない自分と同じ車種(しかも同じ色)に出くわしてしまい、シートに座ってやっと間違いに気が付くという暴挙にでましてね。
私の車はメーカーから購入した状態のままのデフォルト仕様なはずなのに、目の前に見えるはキティちゃんのキルティングハンドルカバー。
あわてて逃げました。
え?それってやっぱり性格とか年齢とかのせいじゃないの??(半笑い)
確実に貧血のせいです。鉄が不足すると人は暴挙にでるんです(私見です)2024年現在、もうそんな暴挙に出るようなことは致しておりません。
第1位:ガソリンの給油口を開けっぱなしで出発
貧血関連で身に起こった出来事では、これが一番怖かった。だって一歩間違ったら事故ですよ。周りを巻き込んで大事になるところだった。
或る日の早朝、県境を越えての用事がありました。ガソリンを満タンにして行こうと思ったわけですよ。
で、ガソリンを入れ終えてガソリンスタンドから出発。ええ、普通ですね。普通ですよココまでは。
なんで怖かったかと言いますと、ワタシ給油口を閉めずにそのまま数メートル走ったんです。でも数メートルなので、ガソリンスタンドの敷地内だったんですけどね。
国道に出ようとしたギリギリで給油キャップも給油ふた(最初にパカッと開く四角いところ)も開けっ放しだという事に気が付いたんです。
慌てて車から降りました。ブレーキもかけずエンジンも止めず・・・。
ホラーですよ。サスペンスですよ。そこからうわぁぁぁぁぁっ!と席に戻りブレーキをかけて給油キャップと給油ふたを閉めました。
もうね、心拍数がいまだかつてない打ち具合で・・。
この時ガソリンスタンドにいたけど、一瞬なんで自分がガソリンスタンドに来たのかわからなかった。そしてなんで給油キャップが開いているのか理解できなかった。そんな感じでした。
うわぁぁぁぁぁっ!となった部分は思い出せるんですけどね。給油ノズルをもとの位置に戻してからの記憶がいまだにありません。
ね♡マジで貧血なめんなよでしょ?
現在の私
2024年、年齢からくる「ポンッ」とした物忘れ度忘れはありますよ。それはね、ご多分に漏れず正常の範囲内で訪れてくれます。
だがしかし、ちゃんと記憶をたどれば「あ、いけない忘れちゃってた」と思えるんですよ。貧血の時はね、それが(ほぼ)ありませんでした。脳が酸素不足だったのかなぁ。
でも疲労感は今よりありませんでした。直近のヘモグロビン値は正常値に治まっているにもかかわらず、今はヘビー級の疲労感に押しつぶされています。更年期のなせる業でしょうか・・何をどうしてもきつい(号泣)
私の貧血は子宮筋腫由来だったので、鉄剤(クエン酸第一鉄Na錠50mg「サワイ」)を処方され、子宮筋腫を摘出したらヘモグロビンの数値は優等生になってます。
それでもきついんです。易疲労感というやつですね。現在、この「易疲労感」をどうにかせねばと頑張ってるのですが、もうどうにもこうにもBBAはお手上げ状態。
先週受けた健康診断の結果待ちです(血液検査)
多大なるストレスに日々晒されていたにもかかわらず、胃は健康。肺も異常なし。ならこの疲労はどこから?なんですよ。だからといって「要検査」と言われても、それはそれで複雑なんですけどね。
日頃の栄養の偏り(偏食とかダイエットとかね)で鉄分足りてないなーと感じている人や、貧血の数値が下限値を下回っているのに鉄剤の副作用が怖くて(重篤な副作用は別ですよ)治療が遠のいている人は、きちんと鉄分補ってみることをお勧めします。
もしかしたら、日ごろの謎的行動や体調から解放されるかもしれません。酸素不足な身体だった、過去の私からのアドバイスです(老婆心というやつです)
もちろん、最初にきちんと血液検査や健康診断でご自身の内側と向き合うことからスタートしてくださいね。
ヘモグロビン、侮るべからずですよ。
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