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デジタルには疎い。ドメインが何たるかも知らず、サーバーが何かもわからず、それなのにブログを書こうと始めた50代半ばの手習い的ブログ書くぞを始めた。自分の身体がどんどんと願わない方向に老いだしてきて、持ち合わせの脳みそだけで事細かに記憶するのは難しくなってきたからだ。
50代に突入した途端に子宮筋腫が発覚した。全身麻酔で手術した。子宮も卵巣も撤去した。そんな人生の一大イベントを記録しなきゃと考えた。それが「よしブログ書くぞ!」の発端。
紙とペン、50代になると面倒くさくなる事がわかった。走り書き程度であればよいのだけれど、がっつりと「日記」として自分の詳細をノートに書くには、指の関節と老眼になった目にはいささかしんどい作業&負担になる事が判明した。
ブログネタが湧きだすカラダ
老いていく身体には小ネタがいっぱい宿りだす。月単位、四半期ごと、もういろんな何かが襲ってくる。私は50代に突入したと同時に子宮筋腫が発覚した。その前から子宮筋腫とは関係のない少しの不調はあったものの、特に気にも留めてなかった。気にせず日々過ごせていた。
でもさすがに子宮筋腫は無視できない。というか、気づいていなければ今頃大変だった。体調も人生も、どちらの分岐点にもなり得た子宮筋腫だった。
プラス親の介護や看取りという「子」としての一大事的パワフルイベントが、割とその直後に押し寄せて来た。両親と同居しているおひとりさまだ。あたりまえだけど、親の人生にも首を突っ込まなきゃいけないのだ。
ヘロヘロになろうが起き上がれなかろうが、ヘロヘロしていないふりをして、自分で自分の身体に鞭打ち起き上がる。
そうやって母を見送った。そして今は父とふたりで暮らしている。
自分で覚えておくためと誰かに認めてもらいたいためと

ブログは便利だ。若い頃はこの手の「自分の事をどこの誰とも知らない不特定多数に広める」というシステムが嫌いだった。知り合いから「私ブログ書いてるんだー!見てみてー!」と言われてもみることはなかった。
そんな私が、自分の体調不良を「見て!全世界の人たち私に注目よっ!!」と雄たけびを上げながら、自分の体調不良や老い具合をブログに書き残そうとしている。
老いてみるとなんとなく自分の狭い世界を広げたくなった。ただし実世界は除く。とすると、ブログの世界は居心地がいいんじゃないかと気が付いた。
自分というものを、匿名でいいから世界に拡散してみたい。そんな欲望から「無料ではなく有料」のブログが書けるサービスとつながることにした。
すでに立ち上げた、私のうちの介護記録と祖母の詩を載せた「viva!在宅介護」で、WordPressやエックスサーバーの威力はよくわかった。
弱小ではあるが「viva!在宅介護」ブログも、私を知らないどこかの誰かに少しずつ届くようになった。
さ、次は私のカラダの切り売りだ。辛いこともカッコ悪いところも、ぜーんぶまとめてどこかの誰かに届けたい。
脳の活性化のために、今後はきっちりとSEO何たるか等々お勉強をし、エッセイストを気取れる高みを目指してみようと考えている。叶わない夢であろうとかまわない。思うように外出できない今の自分を、WordPressとエックスサーバーで外に出す。
人生後半時間は知らないどこかの誰かと繋がる方が有意義かもしれないと、今日もパチパチとパソコンのキーボードを鳴らす。
欲を言わせてもらえるのなら、ブログの収益化も狙いたい。
幾つになっても何か始められることがあるこの世界を、自分なりにカスタマイズしながら楽しんでいこう。今の私の世界は狭い。けれどパソコンに向かえばどこへ向かってでも声は届く。
50の手習いブログ。未知の世界の有料ブログ。70代になっても続けているかな?

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